こんな話をご存じですか。とあるスナックのママが、お客さんへ溜まっている飲み代3万円の請求書をFAXで送りました。お客さんとは会社の社長で、送った先はその社長が経営している会社でした。FAXで送られてきた請求書を見た社長は、1万円札を3枚並べてコピーをとりそれをFAXで送り返したそうです。その時、社長は「飲み代の請求書を会社にFAXで送ってくるとは、なんて失礼な」と思ったかどうかわかりませんが、おもわず笑ってしまう話でした。

 これを聞いた時は、インターネットが登場する以前のことです。今ではFAXの使用頻度が減り、メールが主流となりましたが、まだまだ請求書をメールで送るには抵抗があるようで、ほとんどが昔ながらの郵便で送られてきます。そんな中、メールで送られてくるPDFの請求書も何通かあります。それをプリントして他の請求書と一緒に処理しますが、顧問先の税理士事務所からは、特に何も言われません。

 経理の立場から見れば、特に問題がなければメールの方が手間がかからず、届くのも早いし、管理も楽ということでこの方が助かります。送る方も郵送の時にかかる封入封緘の手間と切手代が無くなるなど大きなメリットがあります。かくいう弊社もお客様への請求書は郵送です。今後、クラウド会計の導入を機会に、郵送からメール送信に移行していければ良いなあと思っています。