環境整備の一環として、仕分け室の床のワックスがけを行っています。「今日はここだけ」と、マスキングテープで範囲を決め、剥離剤を塗って古いワックスを剥がし、汚れを落として新たにワックスを塗る。かれこれ20年以上続けているでしょうか。もう会社の文化といっても良いほど。

しかし、やっている割りにどうもいまひとつ床がきれいではないのです。なにか変だなと思って、先日ふと剥離剤の容器に貼ってある説明書を読んで愕然としました。「原液を10倍に薄めて使う」と書いてあるではありませんか。一番最初に始めた人が説明書を読まずに原液のまま使い、誰もそれに疑問も持たずそのまま脈々と受け継がれてしまったのです。

経済的には、剥離剤に10倍の値段を払っているのと同じようなもの。原液のままですから拭き取る時も大変。雑巾をゆすぐ時も異常な量の泡が出ます。剥離剤を完全に拭き取るのが困難で、その上にワックスを塗るのですから綺麗にはならないですよね。ついでにワックスの説明書も読んでみると、やはり今迄はかなり厚塗りで、従来の1/3くらいが適量でした。

 なんともお恥ずかしい話ですが、大きな教訓を得ることができました。今迄当たり前だと思ってなんの疑いも持たずにやっていることを見直してみると実は…、なんてことが他にもありそうです。いや、絶対あります(苦笑)。今は、一度立ち止まって従来のやり方を見直す良い機会かも知れませんね。